ビジネス・デュー・デリジェンスのステップ

ここでは、ビジネス・デューデリジェンスの基本的な流れについて説明申し上げます。

*ビジネス・デューデリジェンスの期間、費用などケースによって変わる場合がございます。

Step1:ビジネスモデル分析

外部環境、内部環境分析を通じて、対象会社(譲渡希望会社)の業界の分析と対象会社(譲渡希望会社)が収益を生む源泉となっている競合優位性、将来性を含めたビジネスモデルの分析を行います。


Step2:収益・コスト分析

収益・コスト分析では、対象会社(譲渡希望会社)のこれまでの業績(会計データ)を様々に分解し、時系列分析、競合他社比較を通じて「どこに弱みがあるのか?問題があるのか?」「優位性、プロフィットドライバーは何なのか?」の分析を行います。


Step3:事業計画の修正(策定)

Step1とStep2の分析結果を基に、
(1) 既に対象会社(譲渡希望会社)に事業計画がある場合は、それに修正を加えていきます。
(2) 対象会社(譲渡希望会社)に事業計画がない場合は、新たに作成いたします。


Step4:中長期シナジーの抽出

上記までのStepで対象会社(譲渡希望会社)のビジネスへの理解は、相当程度深まります。このStep4では、対象会社(譲渡希望会社)との統合後におけるシナジー効果の抽出とその評価(優先順位の決定)を行います。


Step5:対象会社(譲渡希望会社)の短期改善点の抽出

このStepでは、上記で抽出・評価された統合後におけるシナジー効果に向けて、短期的に対象会社(譲渡希望会社)単独で実施できる施策の抽出を行います。


Step6:統合後の事業計画策定

このステップでは、上記Step3乃至Step5までの結果を受けて、統合後の事業計画の策定を行います。


Step7:アクションプランの作成

このステップがビジネス・デューデリジェンスの最後のステップになります。ここでは、上記Step6で策定された統合後の事業計画を“計画で終わらせない”ためのアクションプランを策定します。